ウインドチャレンジャー計画 (化石燃料船から風力推進船へ)

東京大学を中心とした産学協同プロジェクト(http://wind.k.u-tokyo.ac.jp/index.html)。巨大で伸縮可能な硬翼帆を大型貨物船に搭載し、最大50%の省エネを目指す。研究代表として参画。現在ウインドチャレンジャープロジェクトとして商船三井・大島造船などで第1隻目を建造中で2022年後半に就航予定である。

展帆時
縮帆時
風による帆が受ける力
ポーラー曲線
ウインドチャレンジャー帆(上下伸縮・旋回が可能)

ウインドチャレンジャー紹介動画(東京大学・商船三井)

ウインドハンター計画 (水素生産船・ゼロエミッション船の開発)

CO2フリー水素の安価で安定的な供給システムの創成

船上に設置した硬翼帆(ウインドチャレンジャー帆)により船に前進力を与え、その一部を水中タービンで吸収発電し、水電解により水素(気体)を発生させる。水素は貯蔵運搬するため、予め積載しているトルエンと反応させ1/500の体積となるメチルシクロヘキサン(MCH)に変換し、船内に貯蔵する。陸揚げして需要者に渡す一連の技術の研究開発・生産量最大化のための常に風の強い海域を航行する航路選択技術も併せて研究を行う。

Components and Energy Flow

ウインドハンターによるCO2フリー水素サプライチェーン構想

Components and Energy Flow

Rough Arrangement and Particulars

左上:風による帆が受ける力 左下:ポーラー曲線 右:ウインドチャレンジャー帆(上下伸縮・旋回が可能)